紫       外       線

太陽光線から、波長の長さによって、赤外線・可視光線・赤外線に分かれます。そのうち、90%が、赤外線・可視光線で、7%程度が赤外線です。


  B紫外線(UV−B)  と  A紫外線(UV−A)

肌へのダメージが大きい!!


 B紫外線
(UVーB)

「シミやソバカス」の原因!

 ・皮膚がんにつながる恐れも。白内障の発症・進行への関与も明らかになっています。
 ・直射日光に当たった直後から皮膚が赤くただれたり、水ぶくれ(水泡)を起こします。
 ・表皮細胞のDNAおよび細胞膜に傷がつき、炎症を引き起こします。

曇りの日でもあなどれない!!


 A紫外線
(UVーA)

「シワやたるみ」の原因!

 ・日焼けはそれほど皮膚が赤くならず、あとで、黒っぽい色素沈着を起こします。
 ・表皮を通過し、真皮まで届くため、一度に大量に浴びると、皮膚の張りや弾力をつかさどるコラーゲンやエラスチンが断裂・変性してしまいます。
 ・曇っている日でも注意。また、ガラスも通過するので屋内にも届きます。


◎紫外線の種類◎

UV−C 殺菌作用  ⇒  地上に届かない

UV−B 日焼け反応

UV−A 薬剤と反応して皮膚に損害を与える

  ◎紫外線の利点・不利点◎

 ・ 良い点

  ・骨の発育に必要なビタミンDを合成する働き

 ・悪い点

  ・シミ・ソバカス・シワの増加などといった皮膚の老化促進作用
  ・免疫力の低下
  ・皮膚がんの誘発作用


          紫 外 線 対 策

日焼け止めをこまめに塗りなおすようにしましょう。


顔面はもちろん、背中・肩・腕など


 日焼け止め


SPF(Sun Protection Factor)


UVB(B紫外線)の防止効果を表す指標です。

   何もしない場合と比較して、同じ程度日焼けするのに何倍の時間がかかるかを示す基準です。

 例:SPF20の製品
   何もつけない肌が15分で日焼けするとしたら、その20倍の300分(5時間)かかる








PA(Protection grade of UVA)


UVA(A紫外線)の防止効果を「+」「++」「+++」の3段階で示す基準です。

 「PA+」・・・(効果が)ある
 「PA++」・・ かなりある
 「PA+++」・ 非常にある


 肌の露出をできるだけ控えましょう!


つばの広い帽子をかぶる、長袖の衣服を着るなど夏の衣服は、濃い目の色を選ぶようにしましょう。

 サングラスをかけましょう。

着色しただけのファッショングラスではな紫外線カット効果のあるタイプを使いましょう。

 紫外線の強い時間帯の外出は、なるべく控えましょう!

一日のうち、紫外線が一番強くなる時間帯は、午前10時から午後2時くらいです。

       参考文献:メディセオ