☆インフルエンザ☆   


       〜 かぜとインフルエンザの違い 〜 

     かぜ

   

 〜 病原体 〜 
     
    ・ライノウイルス
    ・アデノウイルス
    ・RSウイルス
        などさまざま・・・



 〜 症 状 〜 

     ・熱はあっても37℃台
     ・鼻水、くしゃみ、せき、
         のどの痛みなど・・・ 
    

 
  

 インフルエンザ
  
   
    ・インフルエンザ
         ウイルス
      ・A香港型
      ・Aソ連型
      ・B型






     ・38℃〜40℃台の高熱
     ・頭痛、怠惰感、腰痛
       関節痛、筋肉痛など・・・


      ☆ インフルエンザの予防 ☆ 

ワクチン接種は早めが大切!!

ワクチンが有効!!
   インフルエンザは感染力が強く、予防対策としてはワクチンの接種が有効です。インフルエンザに対するワクチンは、個人差がありますが、効果が現れるまで通常2週間程度かかり、約5ヶ月間その効果が持続するとされています。インフルエンザの流行は12月下旬から3月上旬が中心になりますので、12月上旬までにワクチンの接種をすませることをお勧めします。11月に接種すれば、流行が早っても対応でき、1シーズンをカバーすることができます。


  ◎ 予防 ◎

  @ 人ごみを避ける。
  A 手洗い・うがいの励行。

  B 規則的な生活と栄養接種
  C ビタミンCの接種。
 

◎ 一般療法 ◎

  D 安静にする。過労は避ける。 
  E 室内を加温・加湿する。
  F マスクの着用。(気道を保温・保護するため)
  G 消化のよい食事で十分に水分・栄養をとる。
  H 禁煙。
  I 高熱なら氷や冷却材で冷やす。


  Q, インフルエンザの薬はあるの? 

A, 48時間以内の服用で症状を軽くする「ノイラミニダーゼ阻害薬」が用いられます。

 
 ノイラミニダーゼ阻害薬は、増殖したインフルエンザウイルスが細胞の外に出て行くのを抑える薬。それによってウイルスが細胞から細胞へと感染するのを抑えられる。発症から48時間以内の服用が原則。


 A薬B薬C薬
有効ウイルスA・B両型A・B両型A型
剤型カプセル(予防投与・可能)・ドライシロップ吸入錠・細粒
投与日数5日間5日間必要最小限の期間(最長でも一週間)


  Q & A     〜ワクチン接種〜

  Q, 幼児にも接種できますか? 

A, 通常、生後6ヶ月未満の幼児には接種を行ないません。ワクチンの効果や副反応に関して、十分な知見が得られていないためです。

  Q, 授乳中でも接種できますか? 

A, 授乳中に母親がインフルエンザウイルスの接種を受けても問題はありません。母親を介して乳児に影響を与えるということはありません。

  Q, アレルギーのある人は接種できますか? 

A, 卵アレルギーの程度にもよりますが、ほとんどの場合は接種を受けることが可能です。ただし、これまでに卵アレルギーで重篤な症状を起こしたことが場合には、担当の医師に相談してください。


  Q, ワクチン接種はいつ受ければよい? 

A, 抗体ができるまでに時間がかかるため、流行する前に受けるようにしましょう。


       抗体ができる →  ワクチンの効果
  
 接種 →   約2週間 →     約5ヶ月間
     
    0歳〜12歳   2回接種
            (1から4週間あける)
    
    13歳以上    1回または2回接種



     提供:「きょうの健康」