〜 ごまパワー 〜


 

◇ 主成分 ◇ 

脂質(全体の50%強)
コレステロールの血管壁沈着を防ぐ
リノール酸や、オレイン酸などの
不飽和脂肪酸を主体にした良質な脂肪油
 
      ミネラル (カルシウム・リン・鉄・・)
      ビタミン (B1・B2・ナイアシン・・・)
      タンパク質    約20%
炭水化物     約20%
『ゴマリグナン』 約0.7〜1%


● 『ゴマリグナン』とは・・・ 

セサミノールやセサミン、セサモリンなど、ごまに含まれているリグナン類の総称です。


◇ 「抗酸化物質」であり、「活性酸素を抑えて、老化を防ぐ」ことです。
◇ コレステロール値を下げる
◇ アルコールから肝臓を守る
◇ 血圧の上昇を抑える

◇ 老化を防ぐ仕組み ◇ 
 私たちは酸素を使って体内のブドウ糖や脂質を分解することで、エネルギーを得ています。よって、酸素は人間が生きていくうえで欠かせないものです。しかし、吸収した酸素のうちの数%は「活性酸素」で、この活性酸素は、体内で細胞膜などを「酸化」させます。鉄クギなどが酸化して、赤くさびるように、同じようなことが体内でも起きているのです。
 細胞膜が酸化すると細胞で構成されている皮膚や内臓などの体の組織や器官がダメージを受けます。その結果、老化が進むのです。また、「動脈硬化」や「がん」を引き起こすこともわかってきています。


● ごまの食べ方 


1日に大さじ2杯(約20g)
 緑黄色野菜    +     ごま 
ビタミンC           ビタミンE
  B-カロテン          ゴマリグナン
  ポリフェノール
「ごまあえ」は、緑黄色野菜などに含まれる抗酸化ビタミンなどと、ごまのゴマリグナンやビタミンEとの相性効果で抗酸化力がアップする効果的な食べ方です。


〜 ”酢”のパワー 〜


● 酢の成分 ●

◇ 主成分 ◇ 


   ・水
   ・ 「酢酸」 
・糖分・アミノ酸・グルコン酸・ミネラル


『酢酸』とは・・・
アルコールが発酵してできるものです。そもそも、穀物や果実などの糖分が酵母菌で発酵してできたものが、アルコールです。これがさらに酢酸菌で発酵したのが、酢酸というわけです。

     ◇ 血圧の上昇を抑える
    ◇ 食材のカルシウムを引き出す
    ◇ 疲労を回復させる


筋肉に「乳酸」がたまると、私たちは疲労を感じます。酢には、この乳酸を分解したり、乳酸の発生を抑える働きがあります。また、エネルギー源となるグリコーゲンをすばやく回復させる働きもあります。 


● 上手なとり方 

1日大さじ一杯程度が目安。

 酢は、どんなものでもかまいませんが、原液をそのまま飲むと、胃の粘膜を傷めてしまいます。水で10倍程度に薄めて飲むか、料理に使うようにするとよいでしょう。


● 酢の役割 

  ・ 殺菌・防腐力を利用する
  ・ かくし味に使う
  ・ 魚の臭みを消す
  ・ 美しい色に仕上げます
  ・ やわらかく煮上げる
  ・ 苦味・えぐ味をとる
  ・ ぬめりを取る
  ・ ビタミンCを壊さない

● お酢による暮らしの知恵 
 
   ・ タバコのヤニをとる
   ・ 畳の変色を防止する
   ・ まな板(プラスチック)の洗浄・殺菌
   ・ スポンジの洗浄・殺菌
   ・ 魚料理に使った鍋のニオイとりに
   ・ コーヒーカップのアクをとる
   ・ 魔法ビンのフレーク防止に
   ・ 野菜のあく取りに